MOD作成(8)
【マテリアルとシェーダを割り当てる】
立方体はできましたが、まだテクスチャの割り当てが出来ていません
マテリアル:メタセコイアで言う「材質」
シェーダ:光源処理に必要なもの
この2つをオブジェクトに割り当てていきます
事前準備としてmymod/building/Modelsの中にMaterialInstanceフォルダを作成し、
その中にサイコロの展開図のテクスチャを入れておいて下さい
展開図に加えて、build01 build02用の画像も上画像の01(赤),02(青)の様に書き加えておくことをおすすめします
mayaに戻ります
メニューバー ウィンドウ→レンダリングエディタ→ハイパーシェード を選択して下さい
すると以下のようなウィンドウがでてきます
すでにいくつかのマテリアルやシェーダがあるのが分かります これは自動で割り振られたものです
単純にするために余計な要素を削除していきます
表示されているマテリアルをクリックで選択し、片っ端から削除していって下さい クリック→Delキー
すると削除できなかった3つの要素が残ります これらはそのままで問題ありません
今度は別のタブに移って同じような作業を行います
シェーディンググループのタブを選択して下さい 見えない場合は画像赤枠の矢印でスクロールできます
同じように選択して削除して余計な要素を減らします
今度は2つ削除できなかった要素が残ります
マテリアルのタブに戻り、オブジェクトにマテリアルを割り当てていきます
マテリアルのタブのウィンドウ内で右クリック長押し→作成→マテリアル→Phongシェーダ を選択します
すると新しくphong1という名前のマテリアルが生成されるのが確認できます
このマテリアルを選択した状態で、mayaの本ウィンドウ右のアトリビュートエディタの画面を見て下さい
このマテリアルの設定が表示されています
まず名前を変えましょう(画像赤枠)
このマテリアルは立方体に割り当て予定ですので名前は「dice」にしましょう
今回は練習のために簡単な名前にしましたが、配布用に作る場合、このマテリアルの名前は他の人と被らないような名前にしてください(重要)
名前を変更したら、今度は下の共通マテリアルアトリビュートの項目の一つの「カラー」の右にある
チェック柄のマークをクリックします(画像黄色枠)
するとレンダーノードの作成というウィンドウが出てきます その中の「ファイル」という項目を選択してください
ハイパーシェードウィンドウとアトリビュートエディタウィンドウに変化がおきます
アトリビュートエディタウィンドウの方の「イメージの名前」の横にあるフォルダのアイコンをクリックします
準備としてMaterialInstanceフォルダに入れたサイコロの画像を選択します
ハイパーシェードのマテリアル:diceとアトリビュートエディタのウィンドウに選択した画像が反映されるのが確認できます
マテリアルの登録は出来たので本ウィンドウに戻り、このマテリアルを割り当てるオブジェクトを選択します
割り当てるのは床のPlane001を除いたbuild01、build02、meshの3つです
複数のオブジェクトを選択するのはshiftキーを押しながら対象のオブジェクトをクリックしていってください
複数のオブジェクトを選択した場合、最後に選択されたものはミントグリーンのような色にハイライトされ、
残りの選択されたオブジェクトは白にハイライトされます
更にこの選択した状態で、ハイパーシェードウィンドウの新しく作った「dice」マテリアル上で(diceマテリアルクリック必要なし)
右クリック長押をし、「マテリアルを選択項目に割り当て」を選んで下さい
するとオブジェクトにテクスチャが張られるようになります
Plane001の方にもマテリアルを割り当ててやります マテリアル:diceとは別に新規でつくります
同じようにPhongシェーダでマテリアルを作成します
(マテリアルのタブのウィンドウ内で右クリック長押し→作成→マテリアル→Phongシェーダ)
ただしテクスチャを割り当てる必要はないので
phong1という名前のPhongシェーダをつくったらそのままそのマテリアルをPlane001に割り当ててあげるだけで結構です
マテリアルとシェーダ割り当て作業後の画像です
名前等が完全一致ではなくても、3つのオブジェクトとPlane001に、それぞれマテリアルとシェーダが割り当てられていて
それが作業ウィンドウでも確認でき、立方体の方のマテリアル名が「dice」であれば問題ありません
- 最終更新:2014-09-23 17:37:14